API キーを自前で用意する
Blaze CLI は、自分で取得した API キー(OpenRouter / OpenAI など)を使って LLM を呼び出すこともできます。プロバイダ・モデル・課金を自分の API アカウントで完結させたい時に便利です。
設定は /model のウィザードから行うのが基本です。
設定の流れ
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対話画面で
/modelを入力 -
モデル一覧の下部にある 「+ 自分のAPIキーを使う…」 を選択
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プリセットから接続先を選ぶ
- OpenRouter — Anthropic / OpenAI / Google など複数プロバイダをまとめて使える
- OpenAI — OpenAI の API を直接使う
- Ollama — ローカル PC で動かす LLM(詳しくは ローカル LLM の利用)
- Custom — OpenAI 互換の任意のエンドポイント
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フォームに入力
- Nickname — 自分で識別するための名前(自由)。プリセットを選ぶと既定値が入ります
- Base URL — プリセットを選んだ場合は自動入力されます。Custom の場合は接続先 URL を入力
- API key — プロバイダから取得した API キー(Ollama では空欄でOK)
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Enterで送信すると、接続先からモデル一覧を自動取得します -
使いたいモデルを選んで
Enterで完了
設定後は /model 画面に「ルート」としてエンドポイントが追加され、いつでも切り替えられます。Blaze の純正ルート(サブスク)に戻すには、/model で「Blaze (サブスク)」を選び直してください。
例: OpenRouter で接続する
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OpenRouter で API キーを発行する: https://openrouter.ai/keys
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Blaze で
/model→ 「+ 自分のAPIキーを使う…」 → 「OpenRouter」 -
フォーム入力
- Nickname:
openrouter(既定値のままで OK) - Base URL:
https://openrouter.ai/api/v1/chat/completions(既定値のままで OK) - API key: 取得した OpenRouter のキー
- Nickname:
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Enter → モデル一覧から好きなものを選択
例: OpenAI で接続する
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OpenAI で API キーを発行する: https://platform.openai.com/api-keys
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Blaze で
/model→ 「+ 自分のAPIキーを使う…」 → 「OpenAI」 -
フォーム入力
- Nickname:
openai(既定値のままで OK) - Base URL:
https://api.openai.com/v1/chat/completions(既定値のままで OK) - API key: 取得した OpenAI のキー
- Nickname:
-
Enter → モデル一覧から好きなものを選択
モデル一覧の操作
モデル選択画面では、文字を入力するとリアルタイムに絞り込みできます。
- 文字入力 → モデル名で絞り込み
↑/↓→ カーソル移動Enter→ 確定Esc→ キャンセル
リストが空だった場合や取得に失敗した場合は、モデル名を直接入力する画面に切り替わります。
API キーの保存場所
入力した API キーは、OS のセキュアストレージ(macOS は Keychain、Windows は Credential Manager)に暗号化して保存されます。設定ファイル(~/.blaze/config.json)には平文では書き込まれません。
接続を削除する
/model 画面でエンドポイントにカーソルを合わせて d キーで削除できます(接続情報のみ削除されます。API キーも一緒にセキュアストレージから消えます)。
上級者向け: config.json での詳細設定
ウィザードでの設定だけでは足りない場合、~/.blaze/config.json の byok_overrides セクションを直接編集して、provider の優先順や reasoning の深さなどを細かく制御できます。
ここから先は上級者向けです。一般的な利用ではウィザードだけで十分です。
設定ファイル
~/.blaze/config.json(環境別: production = .blaze, staging = .blaze-stg, development = .blaze-dev)。
最小構成:
{
"$schema": "https://blaze.igness.ai/schema/config.json",
"selected_byok_nickname": "openrouter",
"byok_overrides": {
"openrouter": {
"provider": { "order": ["anthropic"], "allow_fallbacks": false },
"reasoning": { "effort": "high" }
}
}
}byok_overrides のキーは、ウィザードで設定した エンドポイントの nickname です。複数のエンドポイントを使い分けている場合は、それぞれに別の上書きを書けます。
設定できる項目
provider.order
provider の優先順を文字列の配列で指定します。例えば OpenRouter で Anthropic 経路を最優先にしたい場合:
{ "provider": { "order": ["anthropic", "openai"] } }指定できる値は接続先 API が受け付けるものに依存します(OpenRouter なら anthropic / openai / together など)。
provider.allow_fallbacks
order に挙げた provider が使えない時に、それ以外の provider にフォールバックすることを許可するかどうか。
{ "provider": { "order": ["anthropic"], "allow_fallbacks": false } }false にすると Anthropic 経路が使えない時はリクエストが失敗します。コスト・レイテンシ・モデル品質を厳密に固定したい時に使ってください。
reasoning.effort
reasoning に対応するモデル向けに、思考の深さを指定します。
{ "reasoning": { "effort": "high" } }low / medium / high の 3 段階です。深くすると応答品質が上がる一方、応答時間とコストも増えます。
エディタでの補完
設定の先頭で $schema を指定すると、VS Code などのエディタで補完・検証が効きます。
{
"$schema": "https://blaze.igness.ai/schema/config.json"
}- 許可されていないキー(typo など)には警告が出ます
reasoning.effortのように列挙値が決まっている項目はドロップダウンになります
反映タイミング
設定は Blaze 起動時 に読み込まれます。書き換えた後は、Blaze をいったん終了して再起動してください。
適用範囲
これらの上書きは BYOK ルートのリクエストにのみ 適用されます。Blaze の純正ルート(LLM Proxy 経由)には影響しません。