Blaze CLI v0.11.0 : アップデート情報(2026/08/29)
いつもBlazeをご利用頂き、ありがとうございます!
v0.10.0 以降の変更をまとめました。今回のアップデートでは、Salesforceの様々な機能、外部ツールとつなぐ MCP に対応したほか、承認モードの挙動を見直しました。インストール方法別の更新コマンドはアップデートをご覧ください。
1. 対応可能な機能を拡張しました
Blaze CLI が、Apex、LWC、Flow、Agentforce、Data Cloud、OmniStudio など、Salesforceの対応可能な機能を拡張しました。これらの領域に関する相談や実装を、Blaze CLI で進めやすくなっています。
2. MCP サーバーのツールを Blaze から利用できるようになりました
Model Context Protocol (MCP) サーバーを登録して、外部ツールを Blaze の会話から呼び出せるようになりました。MCP サーバーは、設定を確認して明示的に信頼したものだけが起動されます。
まずは、設定済みサーバーの状態を確認してください。
blaze mcp list内容を確認して問題なければ、サーバーを信頼します。
blaze mcp trust <サーバー名>信頼済みサーバーが公開しているツールは、次のコマンドで一覧できます。
blaze mcp tools <サーバー名>サーバーのコマンド、引数、環境変数の設定を変更すると、以前の信頼状態は無効になります。設定を見直してから、もう一度 blaze mcp trust を実行してください。
3. 承認モードの挙動を見直し、安全に使い分けられるようになりました
--approval-mode では、通常のファイル操作や読み取り操作を止めず、Salesforce の破壊的なコマンドだけを実行前に確認するようになりました。デプロイやデータ削除など、組織を変更する操作の前に対象を確認できます。
blaze --approval-modeTUI のセッション中は Shift + Tab で safe mode、approval mode、trust mode を切り替えられます。--approval-mode と --trusts-everything は同時には指定できません。
承認画面では対象組織や metadata の情報を確認でき、コマンドに含まれる API キー、トークン、パスワードなどは表示前にマスクされます。--json で実行した場合は、承認要求を JSON Lines で出力したうえで自動的に拒否します。
4. エラーメッセージの表示を改善しました
Blaze の API、BYOK のエンドポイント、Ollama、その他のローカル・リモートサーバーを区別して、状況に合った日本語・英語のメッセージを表示するようになりました。
たとえば、次のような原因を確認しやすくなっています。
- Blaze の認証切れやログインが必要な状態
- BYOK の API キー、エンドポイント、モデル名の設定ミス
- 国内ホストモデルの制限や組織のネットワークポリシー
- 利用上限、レート制限、サービス側の一時的な障害
- Ollama やローカルサーバーが起動していない状態
エラー表示や診断ログでは、API キーや ID トークンなどの秘密情報が漏れないようにサニタイズされます。
5. その他の改善
- 読み取りなど安全に並列実行できるツールをまとめて処理し、情報収集が速くなるようにしました。
- ツール実行のキャンセルやセッション再開時に、会話履歴とツール結果がずれにくくなりました。