LAMPユースケースLINEの受信メッセージをSlackに通知したい

LINEの受信メッセージをSlackに通知したい

このガイドを読むと、以下のことができるようになります

  • 友だちから LINE メッセージが届いたら、Slack のチャンネルに通知する
  • 通知から、Salesforce の友だちレコードをすぐ開く
  • 同じ設定を、AIエージェントとスキル lamp-slack-notify に任せて組む

全体像

友だちがメッセージを送ってから Slack に届くまでに、LAMP・フロー・オブジェクトがどう動くかを示します。

緑: LINE の操作 / 青: LAMP の処理 / 橙: フローの判定 / 灰: レコードの取得 / 紫: Slack

できること

LAMP は、友だちから LINE メッセージを受信するたびに、Salesforce に プラットフォームイベント(igns__LampNotification__e)を送ります。このイベントで動くフローを作ると、受信したメッセージを Slack に投稿できます。

通知の例:

💬 山田 太郎 さんからLINEメッセージが届きました

修理の予約をしたいのですが、空いている日はありますか?

名前の部分は Salesforce の友だちレコードへのリンクになります。公式アカウントごとに別のチャンネルへ通知することもできます(公式アカウントごとにフローを分けます)。

プラットフォームイベントの項目とイベント種別の一覧は メッセージ受信/送信をトリガにフローを起動したい もご覧ください。

事前準備(画面での操作)

Salesforce から Slack に投稿するための連携を、管理者が画面で設定します。スキルを使う場合もこの準備は必要です。

  1. Salesforce の設定で「Slack」を開き、Salesforce と Slack の連携を有効にする
  2. Salesforce の Slack アプリを、通知先の Slack ワークスペースに導入する
  3. 通知先のチャンネルに、そのアプリを追加する(非公開チャンネルでは必須)

チャンネル ID は、Slack でチャンネル名をクリックして表示される「チャンネル詳細」の最下部で確認できます。

AIエージェントに任せる

Igness が公開しているスキル lamp-slack-notify を使うと、以下の「設定の中身」をAIエージェントがまとめて組みます。スキルの導入方法は AIエージェントで自動セットアップ をご覧ください。

依頼の例

LINEでメッセージが届いたら、Slackの #line-inbox に通知して。

エージェントが確認すること

確認事項内容
対象の組織変更する組織
メッセージの種類テキストだけか、画像・スタンプなども含めるか
公式アカウントすべてか、特定の公式アカウントだけか
通知先Slack のワークスペースとチャンネル(既に Slack 通知のフローがあれば、その設定を流用)
本文通知の文面(例をもとに提案します)

既に受信メッセージを通知しているフローがある場合は、重複しないように確認します。デプロイの前に内容を見せて、了承を得てから反映します。

設定の中身

スキルが組むものと同じです。画面のフロービルダーで自分で作る場合の参考にしてください。

設定内容
フローの種類プラットフォームイベントトリガーフロー
プラットフォームイベントLampNotification(igns__LampNotification__e)

処理の流れ:

  1. 通知対象か判定する(決定要素)
    • 方向(igns__Direction__c)が incoming(友だちから届いたもの)
    • イベント種別(igns__EventType__c)が通知したいメッセージの種類(下の表)
    • 公式アカウントで絞る場合は LAMP ID(igns__LampId__c)
  2. 友だちを取得する(レコードを取得)
    • オブジェクト: 友だち
    • 条件: 「LAMP ID」= イベントの igns__LampId__c、かつ「ユーザーID」= イベントの igns__UserId__c
    • 最初のレコードのみ
  3. 友だちが見つかったか判定する(見つからなければ終了)
  4. Slack に投稿する(アクション「Slack にメッセージを送信」)
    • Slack アプリ、ワークスペース、チャンネルを選ぶ
    • メッセージ: テキストテンプレートで作る。友だちへのリンクは <レコードのURL|表示名> の形で書くと、Slack 上で名前がリンクになる。本文は igns__Message__c
メッセージの種類イベント種別メッセージ(igns__Message__c)
テキストMSG_TEXT本文
画像・動画・音声MSG_IMAGE / MSG_VIDEO / MSG_AUDIO種類の説明(本文はありません)
スタンプMSG_STICKER種類の説明
ファイルMSG_FILEファイル名

うまく動かないとき

症状確認すること
フローで「Slack にメッセージを送信」が選べない事前準備の Slack 連携が有効になっているか
通知が届かない通知先チャンネルに Salesforce の Slack アプリが追加されているか。ワークスペース・チャンネルの指定
画像やスタンプが通知されない判定のイベント種別に MSG_IMAGE や MSG_STICKER を含めているか
失敗に気づけないプラットフォームイベントで動くフローの失敗は画面に出ません。設定の「プロセスの自動化設定」で、フローのエラーメールの送信先を確認してください